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2017-06

杖杉庵(じょうしんあん) - 2015.05.17 Sun

焼山寺から少し下った所に、杖杉庵という庵があります。
以前は住職さんがいらしたそうですが、今は無人の庵だそうです。
ここは四国遍路の父とも呼ばれる、衛門三郎終焉の地とも伝えられています。

かつて富も子どもにも恵まれ、何不自由無く暮らしていた衛門三郎の元に
みすぼらしい旅人が一夜の宿を頼んだ所、追い返してしまいました。

 *別のお話と勘違いしていました。少し訂正します。
  一夜の宿ではなく、食べ物を分けてもらおうと托鉢していました。

  乞食のようなみすぼらしい旅僧は一椀の食物を乞うた 
  下僕の知らせに衛門三郎はうるさげに乞食にやるものはない追い払え」
  と言い捨てた。そのあくる日も次の日も訪れた。
  衛門三郎は怒気満面いきなり旅僧の捧げる鉄鉢を引っ掴むや大地に叩きつけた
  と見るや鉄鉢は八つの花弁の如く四辺にとび散った。
  唖然と息を呑み棒立ちとなった衛門三郎がふと我に返った時には
  旅僧は煙の如く消え失せていた。
  長者には八人の子供があった 其翌日長男が風に散る木の葉の如くこときれた。

8人いた子どもは次々なくなり、財産もなくなってしまいました。
あの、みすぼらしい旅人は、お大師様だったに違いない、
非礼を詫びたいと遍路に出、20回、回ったけれどお大師様には会えず
それならば逆に行ってみようと旅を続けましたが
ここ焼山寺の山中で力つきてしまいました。
そのとき、大師さんが三郎の手に石を握らせるとにっこり笑って亡くなりました。
大師は彼の亡がらをこの地に埋め、形見の杉の杖をそこに立てると
それが根付き杉の大木になったそうです。
初代は枯れ、二代目は雷に打たれ、今は3代目のようにいっていました。

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こちらは,衛門三郎のお墓です。

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これが、四国八十八ヶ所番外杖杉庵の由来です。
今は住職がいないので、納経は焼山寺で行っていますが、
納経帳の残りが少なくなったので、納経はいただきませんでした。

前回はマイクロバスだったし、道が混んでいたので
車窓からちら見しただけでしたが、今回は止まって
写真を撮ったり、お参りをしたりできました。
これもタクシーだったからです。

運転手さんが空を見て、大きな雨雲がいるので急ぎましょうということで
山を後にしました。

この後、頑張って8ヵ所で終わる所を9ヶ寺まわり、徳島市に帰って来ました。
この日は、やはり、お大師さんの縁日だったのか、
輪袈裟をかけた檀家さんがお布施を集めたり、あめゆやお茶のお接待を受けました。
あめゆは中学校の運動会以来で少し驚きました。

さてさて、翌日も焼山寺に続く難所、鶴林寺が控えています。
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● COMMENT ●

こんばんは
杖杉庵にそんな伝説があったんですね。
それにしても良く頑張って回られましたね。
タクシーだったから良かったのかな?

Carlos さんへ

少しお話が間違っていたので訂正しました。
車で回っていたら聞けないお話をいろいろ聞けて楽しかったです。
最初は高いと思いましたが、それ以上の値打ちがあったと信じています。


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