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2017-06

うはなりそねみ - 2015.02.27 Fri

先日の源氏のお話で、明石の君が女の子を産んだお話をしました(さわり)

ここの所、須磨、明石を読んでいたのであまり紫の上がでてきませんでしたが
源氏が都に帰り、明石の君との間に女の子が生まれたことを知り
彼女の元に乳母を使わします。そして紫の上にも報告せねばなりません。
そのとき、源氏は言い訳がましくうじうじとお話しする訳です。
それを聞く、紫の上は自分よりも身分の低い物を嫉妬とないという鉄則があるので
源氏の言葉に私が地方の豪族の娘に嫉妬などする物ですかとやり過ごすんですが・・・

げに恐ろしきはねたみ、そねみ、ひがみです。

タイトルのうはなりを漢字で書くと後妻と書きます。
今の後妻とは少し意味が違って、後からきた愛人とでも申しましょうか。
このうはなりに先妻(前からいる妻という意味)が酷いことをするんですね。
これを「うはなりうち」というようです。
いわばこの洗礼を受けないと先妻達から後妻と認められなかったようです。

こういうお話は多分大学の授業ではあまりしないような気がします。
参考に用いた文献は、折口信夫(しのぶ)の「万葉びとの生活」
初出は大正11年だそうです。
折口志信とえば万葉集や古事記の研究で有名ですが
こんな文章も書いているんですね。

青空文庫に納められていたものをプリントアウトしたものを資料として使っています。
青空文庫とは著作権が切れたり著作権がない文献を収集、公開している
インターネット上の電子図書館です。

少し検索してみるとこんな文章がでてきました。
折口信夫 そねみの話です。
実に恐ろしいお話です・・・
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● COMMENT ●

理想の女性

源氏物語には多くの女性が登場します。
中でも紫の上、葵の上、明石の君がBIG3だと思います。
紫式部が理想の女性として描きたかったのは
やっぱり私は明石の君だと思うのです。

おはようございます。
”そねみ”という言葉初めて聞きます。
”うわなりうち”ですか~難しい言葉です。

あいうえだぁ さんへ
紫の上は源氏が小さい時から育てた(世の男性)理想の女性
それに対して明石の君は地方の頭領の娘ながらも器量よしで頭もよく
源氏の思いのままにはならない、もしかしたら女性からみて
憧れのような女性なのかもしれませんね。

Carlos さんへ
なかなか使わない言葉ですからね。
今回の授業、今までの中でも特に叔母樣方の食いつきもよく
先生の声も滑らかでご機嫌が良かったです。
あの源氏が女性の前で言い訳釜しい事を言うなど、
おばさまがたの溜飲が下がったのかもしれません。


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